ML110 G7に触ってみた その4

ML110 G7のファンと電源について。

ML110 G7の前面ファンと背面ファンを確認してみた。

HDDケージ下にある前面ファンはDELTA社PFB0812GHEで80×38mmのファン。データシートによると定格で6,100rpm、86CFM、55.5dBAの轟音ファン。
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ピンは3×2の6pinでCPUファン、前面ファン、背面ファンで同じ形状になっている。
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背面ファンはDELTA社AFC0912DFで92×32mmのファン。データシートは見つからなかったが、12V 1.43Aなので回転数はかなり高いと予想される。
なお、このファンはML115 G5のものと同じらしい。ただしコネクタ形状は異なる。
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M/Bには従来と同じ形状のファン用コネクタ(6×1の6pin)もあるので、どちらかだけ取り付ければ良い可能性もある。手元にML115 G5があるので後日試してみたい。

ML110 G7の電源を確認してみた。

ケース背面から見たところ。一般的なATX電源のネジ位置だが、狭いネジ位置の方が下になっている。そのため、12cmファン搭載の電源などは取り付けに向かない。
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Chicony(Hipro)製で電源容量は350W。入力電圧切り替えスイッチは見られないため、PFC付きの模様。
電圧毎の出力は以下の通り

+12V 14.5A
+12cpu 12A
*3.3V 18A
+5V 19A
+5Vaux 2A

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余っている電源端子は5インチベイ付近にペリフェラル用が2つとSATA用が1つある。
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HDDベイ付近には謎の10pinの端子があるが、使い方は不明。奥に見えるペリフェラル用×2はHDDベイへの給電用に利用されている。
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