ReadyNAS Ultra4 Plusに触ってみた その2
ReadyNASはブラウザからだいたいの設定を行う事ができる。
ReadyNASのWebUIにアクセスしたところから続き。
下のような画面が表示される。RAIDiator 4.2.19は現時点での最新Ver。
HDD4台の場合は、RAIDarを使わないと自動的にX-RAID2になり、このWebUIではRAID5等に変更できない。
初期状態で216MBほどディスク領域が利用されていた。2TBx4ではアレイの初期化に5時間程度かかる模様。
UPSが検出されないとシステムの電源タブはこのような表示になっており、UPSが接続された他のReadyNASと連動させる設定ができるようになっている。
UPSを接続すると項目内容が変化する。
また、他のReadyNASを連動させることもできるようになる。
PCからの参照も可能ではないかと思ったが、それは後に調査することに。
UPSを接続すると動作状況にUPSの項目が表示される。今回はAPCのSmart-UPS 500をUSBで接続した。
ベンチマークにつづく。
ReadyNAS Ultra4 Plusに触ってみた その1
はてなダイアリーから移行中。
NETGEARのReadyNAS Ultra4 Plus(RNDP400U-100AJS)に触ってみることがあったのでメモ代わりに。
複数のLinuxサーバをiSCSIブートさせたい&NFSでデータ共有させたいという目的のためにストレージとしてこの機種を選定。
各サーバにRAID設定したりバックアップするのがめんどくさかったのと、今後台数が増える可能性も考慮してのストレージを導入した。
QNAPも考えたが、今回はNETGEARにすることに。なお、予算的な制約でUltra6以上にすることは不可能だった。
Ultra4 Plusは無印のUltra4からCPUが変更されて、シングルコアからデュアルコアになったものとのこと。
まずは開封から。
ReadyNAS本体。
磁石で扉が固定されており、開けるとHDDトレイが見える。
一つ外してみたところ、扉もトレイも鍵のようなものでロックされていたりはしない。
トレイの入るスロットの下側にドライブ番号が彫ってあるが、確認しづらい。
全部のトレイを外してみたところ。FOXCONNのシルク印刷が見える。コネクタ部分はSATA専用でSASのドライブは取り付け不可能。
後ろから見たところ。
取っ手(?)に隠れて見えないが、1000BASE-T対応のGbEが2つ備わっている。その隣にUSB 2.0が2ポートとリセットスイッチが見える。
外したHDDトレイ。それぞれ別アングルから。
他の付属品。説明書の他にHDD取り付け用のネジとかSTPケーブル、電源ケーブル。
なぜか3本ある電源ケーブル。日本国内で一般的な形状の他、ドイツ/フランス用、オーストラリア用のケーブルが付属している。
本体側はPC用電源で一般的形状のため、一般的な電源ケーブルも利用可能と思われる。責任は取れませんが。
付属のHDD取り付け用のネジ。余りは無いので無くすと面倒。
今回はSeagateのST2000DL003を使用。どうせGbE経由なので速度は期待してない。
トレイに取り付けると下のようになる。
HDD2台をスロットに納めてみたところ。奥まで押し込んだ後にレバーを下げると固定される。
電源を入れると初期化が始まる。アレイを設定しているわけでは無いので、すぐ終わった。
続いてRAIDarからの接続を待ち始める。10分以内にPCにインストールしたRAIDerからアクセスすると良いのだが、面倒なのでタイムアウトまで待つ。このあいだにDHCPサーバとLANで接続しておく。
タイムアウト後にIPアドレスが表示されるので http://IPアドレス/admin/ にWebブラウザでアクセスすると管理画面が表示される。id:admin、初期パスワード:netgear1。
同時にアレイの初期化が始まる。
つづく